ひざ上げ運動のお話

年をとると歩いていると何かにつまずいたりすることが多くなるので、ひざ上げ運動は大切な動作になってくるのかなと思います。
　
体力が弱くなってくると、だんだんとひざをあまり上げないで、歩いていくようになるので、少しの段差でも気をつけていないと、うっかりつまずいてしまうことが多くなってしまいます。すり足みたいなものですね。

お金も時間もあまりかけないで、足の上げ下げをするよい運動があります。

スローステップ運動というのですが、何か台座みたいなものを作って、その台座に足を片方ずつ交互に歩くように乗せ下げする運動です。

台座は製品を購入してもよいのですが、簡単に作るには、分厚い電話帳とか何か雑誌などの本を高さ１０ｃｍから２０ｃｍぐらいに重ねて、ずり落ちないようにガムテープなどで固定して作ってもよいと思います。

そして、この台座に気が向いた時に随時、足の上げ下げ運動をしていくのです。時間は一回あたり５分～１０分ぐらいすれば、いい運動になります。

ひんやり汗などどかいて、ひざ上げ運動が自然と身について、体力も付いてくるのはよいことです。

足腰の老化をおさえる運動で、有酸素運動なので、なんでも、５分ぐらいの運動で５Ｋｍぐらいのウォーキングに匹敵して、エネルギー消費もあるみたいです。

若い時は階段など上がりで二段とび上がりなどできた人もいるでしょうが、そこまではできなくても・・・若くなくとも、ひざ上げ運動は、怪我の予防にもなりますので、習慣化して体力を付けましょう。
　

※ひざ上げ運動用の台座とはこのようなものです。簡単に分厚い電話帳などの本を重ねて作ってもよいと思います。　